目薬１０本

以前、網膜円孔のレーザー治療をした際に、
「変性もあるので、今後６ヶ月に１回程度検診に来てくださいね」
と言われてた事を思い出し、定期健診に行ってきました。

で、ついでに、
「この間出してもらった疲れ目の目薬がよかったので出してください。
できれば何本かまとめていただきたいのですが。」
とお願いすると、
「いいですよ。何本ほしいですか？」
と先生。
「え？何本いいんですか？」
「何本でもいいですよ。」
「えーっと、たくさん欲しいときの常識は何本位なんですかねぇ？」
「じゃあ、１０本出しましょうか。」

という訳で、１０本も目薬もらっちゃいました。
２～３本もらえれば嬉しいなぁと思ってたので、大喜びです♪

処方箋のある薬は保険対象なので、１０本で510円。
両目の眼底検査をしてもらった診察料を含めてもトータル3000円程度。
薬局で目薬１０本買うより、効き目があって安いし・・・。
今度から目薬が欲しい時は眼科だな・・・。

ちなみに、目薬は２滴以上垂らしても効果がないそうです。
目に貯まる量は30μL程度。
目薬１滴の量は50μL程度。
１滴でも余った分が目尻にじわっと染み出る程の量なので、
２滴目は目に入らず流れ出てしまうそう。

コンタクトをしていると点せない目薬があるのは、ある種の防腐剤が
コンタクトに吸着しやすい性質をもっているため、コンタクトが汚れ、
それが目に付いて目を傷めることがあるからなのだそう。
ソフトコンタクトには使えない目薬が多いのは、吸着のしやすさが
ソフトの方が吸着が顕著だからなんだって。

プロに話を聞くとタメになりますね～。

ソフトコンタクト保存液「コンプリートアミノモイスト」自主回収

ソフトコンタクトレンズ保存液の「コンプリートアミノモイスト」（AMO社）が
自主回収されています。

アメリカで、アカントアメーバ角膜炎を発症した人を調べたところ、
４６例中２１例がこの保存液を使用していたらしく、
原因が保存液であるか否かははっきりしていないものの、
自主回収に踏み切ったようです。

回収対象製品と回収先はこちらです
（AMO社のHPにリンクしています）
　　　　　　　　　↓
http://www.amo-inc.jp/eyecare/owabi/index.html


アカントアメーバ角膜炎は、アメーバが角膜の傷から目の奥に入り込み、
酷い場合は失明してしまう怖い病気です。
罹患の確率はとても低いのですが、かかってしまった場合、
重篤な例になることが多いので、注意が必要です。
アメーバが原因と聞くと、特殊な事例のように感じますが、
このアメーバは水道水の中にもいるので、誰にでも起こり得る病気なのです。
また、コンタクトレンズ保存液の中で増殖するので、
保存液は再利用せず、コンタクトを装着するたびに新しいものに
変えなければいけません。

発症例の多くがコンタクトレンズ利用者のため、ソフト、ハードの違いに
関わらず、適正なコンタクトレンズの保存が大切です。

◎一度ボトルから出した保存液は、中に戻さない。
◎使った保存液は、再利用せず、その都度新しいものにする。
　（コンタクトを装用するたびに、新しいものに変える）
◎使っていないコンタクトの保存液も、時々新しいものに変える。
◎ハードコンタクトレンズを水道水で保存せず、保存液を利用する。


私もコンタクトを使用していますが、毎日のことなので、
装着も保存も、大したことないような気になってしまって、
「保存液高いな～。何とか長く使えないかな～。」とか、
「保存液が切れちゃったから水道水でしのいどこう。」とかって
ついつい思ってしまいがちなのですが、
そんなちょっとしたことが、失明につながる可能性があると思うと
怖いですね。

それから、これもコンタクトを使用してると日常茶飯事で
ほったらかしにしておくことが多いのですが、
・目の異常感
・眼の痛み
・眼がかすむ
などの症状が現れたら、思い切って眼科医の診療を受けることも大切です。

また光化学スモッグ発生

今年に入って数度目の光化学スモッグ（光化学オキシダント）注意報が
福岡県北九州市で発令され、運動会を予定していた市内の小学校すべてが
中止を決めました。

子供の頃に住んでいた所は、まさにスモッグが度々発生する地域で
注意報もよく聞いていたものですが、やがて環境に配慮されるようになり、
それと共に注意報も出されなくなったものです。

けれど、今年に入ってからの注意報の多いこと！
まさか天気の良い日にスモッグの心配をする日がまた来るなんて。
最近では、天気が良いと外に出るかどうか、窓を開けるかどうか
迷うようになってしまいました。公害恐るべしです。

心配なのは、やはり健康被害ですね。


◎光化学スモッグによる健康被害

・目のチカチカや痛み、異物感
・喉の痛み
・咳

（以下重度の症状）
・めまい、頭痛、発熱、嘔吐
・呼吸困難
・意識障害など

※健康被害を受けた場合、市町村の総務課等への連絡を呼びかけている
　　所もあります。


◎異常を感じた時の対処

・目を洗う
・ガラガラうがいで、喉の奥までうがいをする
　（ガラガラしながらアーと声を出すと喉の奥まで
　　うがいできる）
・できればシャワーを浴びて皮膚を綺麗にする
・安静にする


◎光化学スモッグ注意報が発令された場合の対処

・屋内に入り、窓を閉める。
（粒子が非常に細かいため、マスクの効果はないそうです。）
・洗濯物は、そのまま干しておいた方が良い。
（光化学スモッグは、夕方頃になると無害の物質に変わるので、
注意報発令時に取り込むよりも、無害物質に変化後
取り込んだ方が良い。）


◎そもそも光化学スモッグとは？

自動車の排気ガスなどに含まれる物質が、紫外線による光化学反応で
有害な物質（光化学オキシダント）に変化したもの。
夕方になって気温が下がってくると、再び無害の物質に変化します。
４月～９月が発生しやすい季節です。

発生の条件は、１．気温が高い、２．日差しが強い、３．風が弱い、の
３つが揃った時だけど、昨日の発生時はある程度風が吹いていたので、
風が吹いてるからと安心するのは禁物のようです。
また、昼間だけでなく、朝から発生することもあります。

遠くの視界が、もやがかかったようになり、いつもより見えにくい時は
要注意です。


◎光化学スモッグが発生しているかどうかを知る方法

（全国で利用可能なもの）

◎そらまめくん（PCサイト）

空をマメに監視するそらまめくん。
知りたい地域の大気汚染状況を逐一チェックすることができます。
視界がぼやけてる・・・と感じたら、そらまめくんでチェック！

光化学スモッグ注意報が発令される基準濃度は０．１２ｐｐｍです。
０．２４ｐｐｍで警報、０．４０ｐｐｍで重大警報が発令されます。

そらまめくんのサイトから、知りたい地方の地図を選び、
「光化学オキシダント」を選択すると、現在の状況を
確認できます。（過去の状況を調べる事もできます。）
知りたい地域の点がオレンジ色の場合は、注意報が発令される
基準濃度に達しています。

◎そらまめくん（携帯サイト） 

そらまめくんは、携帯からも接続可能です。

（福岡県で利用可能なもの）

◎防災メールまもるくんＨＰ（ＰＣ）
◎防災メールまもるくん（登録：ＰＣ、携帯共）

光化学スモッグ発令及び解除情報のほか、地域ごとの犯罪速報、
熱中症注意度数、紫外線指数、避難勧告・指示情報、
ＪＲの遅延情報などが、発生するたびに
登録した携帯のメール宛に発信されます。
登録料は、無料です。

選択した情報だけが届くので、福岡県内にお住まいの方は
ぜひ登録をされてください。

現在登録されている方も、光化学スモッグ情報が届いていない場合は、
登録情報の変更が必要です。

県内各市町村から情報が発信されるので、役場の方で
稼動させていれば情報が届きます。