さて、今回の旅の目的「妹一家と紅葉を見に行く!」と並んでもうひとつの
メインイベント。「寝台列車に乗ってみる」です。
で、初体験の感想ですが・・・。
すっっっごく良かった!!!
機関車に引っ張られ、ガタンと一揺れして出発する客車、
モーター音がせず、ゴトンゴトンと線路を走る音だけが聞こえる静寂、
真っ暗闇の水平線から天空まで広がる星空、
独りっきりの寂しさ。
何もかもが、日常では味わえない異空間でした。
こんな空間が、毎夜毎夜各地から日本列島を走り抜けているんですね。
はやぶさは、古いタイプの寝台列車なので、最近人気の豪華寝台列車とは違い、
食堂やシャワールームなどがありません。
喉乾いたらどうしよう・・・と考え出すと心配になり、たった一晩なのに
飲み物ずらり。
一晩では飲みきれませんでした。ハイ。
しかも、乗ってみると列車内に飲み物の自販機が。
アルコール類は販売されていませんが・・・。
夜は食べ物の販売がないので、持ち込んだ駅弁で。
折尾駅のかしわめし弁当。
朝はサンドイッチや幕の内弁当の車内販売があったので、
サンドイッチとコーヒー。
部屋は、新幹線の座席4個分位の空間。
せまっ!
と思ったのも最初だけで、本読んだり編み物したり、
お弁当食べたり、歯磨きしたり、寝そべったり、
とにかくすべてがここで事足ります。
(テーブルの蓋を開けると、洗面台なのです。)
ずぼらな私に、ぴーーーーったり!うふっ。
揺れで眠れないかも・・・の心配をよそに、グーグー熟睡し、
日の出は見逃しました。
静岡を過ぎ、楽しみにしていた富士山を眺めに通路へ。
皆、考えていることは同じらしく、各部屋から人が出てきます。
見事に男性ばかり。
うすうす気付いてはいましたが、私の好みは男性寄りのようです。
で、富士山。
泣。
「晴れ女」ならぬ「霞(かすみ)女」っぷり、この日も健在。
そんなこんなしているうちに、あっという間に東京到着。
熊本出発の「はやぶさ」と、大分出発の「富士」は、福岡県北九州市の
門司駅で連結するので、そこからは富士・はやぶさ号。
機関車のヘッドマークも取り替えられます。
門司駅では外灯も途切れたホームの先端に機関車が停まるので、
出発の時は見られませんでした。
「先頭に見に行ってみよう!」と思いながらモタモタしている間に
切り離された機関車とっとと出発。
・・・・・・・・・・。
見逃してしもうた・・・・・。
「東京でちゃんと写真撮ってきてね」
見送ってくれた殿の声が頭の中にこだまします。
東京駅でハニワ顔のまま見送った機関車のお尻。
この時既に、画像左方向へ向かって動き出しています。。。
※トップの画像は、殿撮影。
宿場の中に泊まれたりもするんですね~。
で、今回は有名な馬籠と妻籠へ行ってきました。
馬籠は坂道にある宿場町。
結構観光地化していて、ずらりとお店が並んでました。
五平もち。
ご飯をつぶしたものに味噌を塗りあぶったもの。
池波正太郎氏の世界ではないですか!
香ばしくて、美味しかったです
1個でお腹いっぱい!!!
続いて妻籠。
早く山へ行きたいであろう山っ子の義弟は車で一眠り。
妹と、ちびっ子の3人で歩いてみました。
平坦と思っていましたが、途中石がボコボコの坂道などあり、
ベビーカーを前後で抱えて、ちびっ子は空中散歩。
母ちゃんもおばちゃんも、体力勝負です。
どちらも情緒ある宿場でしたが、妻籠が好きでしたね~。
妻籠の方がお店が少なく、観光地化していない部分がありました。
もうひとつ気になっているのは、奈良井宿。
いつか、ここに泊まってみたいです。
食事を出してくれる宿泊施設もあるようですが、貸し別荘タイプの方が
ゆっくりできそう。
徒歩で行ける場所に道の駅もあったので、夕ご飯も調達できそうな・・・。
「どこか行きたいところある?」
と聞かれたものの、どこに何があるのやらさっぱり検討がつかないので、
フラフラとネットをさまよっていたところ見つけた「高ボッチ高原」。
「景色が良いらしいよ~。富士山まで見えるらしいよ~。」
と何気に送信。
どうやら今回の行程とは大きく外れた場所にあるらしいことを知ったのは、
高ボッチ高原に到着してから。(おいっ!)
地図を見ると、「簡単に行ける絶景ポイント」みたいなことが
書いてあったけど・・・。
地図に書いていたのは、登山せずとも車でこれだけの景色が
見える場所に行けるという意味なのでしょうが・・・。
中央線のない山間のカーブ道をバックできない私にゃ無理。
途中からそれなりの狭い道でした。
運転してくれた義弟サマサマです。
到着してみると、遠くても行ってよかったの絶景!
駐車場からは、北アルプスと松本市街。
さらに、10分ほど歩いて高ボッチ山頂へ。
霞んでいるので、「今日は富士山見えないかもね~」とノロノロと登っていると、
一足先に登っていた義弟のテンションアップした叫びが。
「富士山が見えるよ!!!」
それを聞いた私達もテンションアップ。
一気に足取り軽く山頂へ。
左に八ヶ岳連峰、眼下に諏訪湖、右に南アルプス。
その合間に富士山
山脈の向こうに頭だけ見えるのだろう・・・の予想を裏切り、この姿。
さいっこーーーーーーです!!!
霞んでいてもいいのいいの。見えただけで
何から何まで、すーーーんごく気持ち良い。
義弟も「山の匂いがする!山の匂いがする!!!」と、
犬に例えると尻尾が千切れそうなほどフリフリしている状態で
ご満悦。
空気が悪いところで育った私と妹には山の匂いというものが
あんまり分からないけど、義弟には分かるらしい。
む。羨ましい・・・。
ここには草原もあるので、お弁当を持ってきて食べても美味しそう
お弁当で思い出しましたが、途中のコンビニで買ったアメリカンドッグ、
温めておく装置に入っていたのに(アレ、なんて名前だろ?)、
わざわざレンジでチンしてお兄さんが渡してくれました。
食べてみるとブヨブヨになってたワケですが・・・、
長野仕様?それともお兄さん仕様???
北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳連峰、富士山、諏訪湖が
広がる絶景ポイントであるここは、「日本一のシャッターポイント」と謳われているらしい。
とにかくすんばらしい。
んがっ、シャッターポイント日本一でも、腕が追いついていやしまへんアハハ~。
画像の15割増し位の景色を想像してご覧ください。
行って来ました。長野県。
高校の修学旅行でスキーへ行って以来、個人旅行では初めて
今回は妹一家が毎年楽しみにしている紅葉狩りに
お邪魔してのドライブです。うふっ。
しっかし、スケールが違いますね~~~!
走れども走れども、全山紅葉。
九州だと、紅葉のスポットがあって、そこへ行く道中は
多少紅葉があっても走れども・・・の状態ではなく、
紅葉スポット近辺は大渋滞。
だけど、長野はスポットではなく、ずーーーーっと紅葉しているからか、
車も少なく快適。
色も黄色い紅葉で、赤が強い九州とはまったく景色が違うんですね~。
目新しいです。
倉越パノラマラインの途中にある展望所から。
乗鞍岳、冠雪です。わーい
しかし・・・。初日は、夕方に着いたので逆光。
そこで、翌日も再トライ。
PLも使ってみました。
使い方、合っているのでしょーか???
倉越パノラマラインは道幅があまり広くないからか、
ほとんどすれ違う車もありませんでした。
カーブを曲がると御嶽山が見え隠れして、
とーーっても眺めが良い!良い!!良い!!!
長野、さいっこー!!!
開田高原では、ご当地ソフトも食べました♪
開田高原アイスクリームの、とうもろこしソフト。
とうもろこし好きも納得の香ばしさ。
大人気で、さんむいのに行列!
食べるとあまりの寒さで鳥肌立つけど、やめられない。
その位おいすぃ~♪
10月限定のそばソフトがまだ販売されていたので
(日曜日には売り切れてました。)、妹から2口いただき!
これまた蕎麦の香りがして美味しかったです。
これだけ美味しかったら、 そりゃ~、お子もこうなりますよん。