ご無沙汰です。
早朝から夜中までがっつり仕事をするという久しぶりの感覚を、
まるっと1週間味わってました。
疲れてはいません。
むしろ、いつも見る景色とは違う、夜明け前の風景や、朝焼けに赤く反射する水溜りや、
飛び立つ鳥たちを眺めながら写真を撮ったりしつつ、楽しんでました。
そんな中、同じ職場の子が言ったひとこと。
「なんか楽しいことないですかねー。」
ああ、私もかつてそんな事を言ってたことがあったなー。
独身時代、職場と一人暮らしの部屋との往復で、3食を職場ですませる様な
仕事量をこなしてた時、よく言ってたことを思い出しました。
「なんか楽しい事ないかなー。」
「なんかいい事ないかなー。」
今になって分かることだけど、それは自分自身が満たされていなかったからで、
どんなに楽しい事をしたとしても、ぽっかりと穴が開いたような
心の奥の孤独感は埋められず。。。
僅か1週間とはいえ、あの頃と同じような状況に身を置いてみて、
改めて分かったのです。
根の深い所で安心していられる人と一緒に過ごすことが、
どれだけ精神の安定をもたらしているか、という事を。
殿との付き合いは、それまでの恋愛経験とは全く違うもので、
付き合い始めの熱を帯びた状態もなく、常に現実を見るという
ものでした。
その後結婚し、世間で言う新婚生活の甘い状態もなく、
最初からまるで熟年夫婦のような平熱の生活を送っているのですが
(何しろ、超現実的なので)、バタバタせずに、ただ当然の事として
お互いの事を考え、お互いの事を信じて尊重している状態の、
何て幸せなこと。
きっと、他の人ではこうはならなかったのだろうと、改めて
思ったりしています。
1週間、毎日、
「ごめん、今日も遅くなります。夕ご飯買って食べてください。」
と、メールを送りながら、
「幸せだな~。くふっ。」
なんて事を考えてるのも、どうかとは思いますが・・・。
殿と出会う前に、孤独感を感じたりもがいたりしていたからこそ、
平凡に何事もなく毎日フラットに過ごせることが、とても、とても幸せだと
感じることに、あの頃の経験も必要なものだったのかもしれないな、
なんて思ったりしています。
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