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お次はミーアキャット。
名物の日光浴中・・・ではなく、交互に必ず1匹が木の上に登ってるところをみると、
どうやら監視中のよう。
キリッとした目元がかっちょいい。

足元をちっちゃなミーアキャットが横切ってった。
春~夏にかけて続けて生まれた子供だろう。
む、かわゆい。


ロバも赤ちゃん誕生。
名前はみみちゃん。
お母さんと仲良くお食事中。


毛が大人よりホワホワしてて、これまたかわゆい

到津の森公園は、動物が少なく、基本的にエサ代のかからないものが置かれている。
それは、ここが寄付金によって運営されている動物園だから。

以前、民間会社である西鉄が遊園地と動物園の両方を備えた「到津遊園地」として
経営していたものの、赤字が続き閉園することになった。
けれど、閉演を発表した途端、市民の強い反対の声が上り、26万人の署名が集められ、
市が規模を縮小する形で引き取ったという経緯があるのだ。

その際、市民にアンケートを取り、遊園地よりも動物園を存続させる声が強かったことから、
エサ代のあまりかからない動物+残してほしい声の強かった動物、
そして観覧車など数点の遊具を残すこととなった。
また、運営は寄付金によることが決まり、さらに、必要最低限の職員以外は、
飼育補助や、植栽管理などのボランティアを募ることとなった。

同じように各地の動物園が存続の危機に陥り、到津と同じ手法を
取り入れようとしたけれど、ことごとく失敗してしまったと聞く。
それは恐らく、ここが動物園以外の機能を果たしてきたことによるのだと思う。

森の中にあるこの動物園は、宿泊しての林間学校を長年にわたって続け、
森の中に設置されたステージで学校の歓送迎会が行われ・・・と、
家族で訪れる動物園の思い出以外のものも詰まっている、そんな場所なのだ。
それも2代3代に渡って行われているのだから、今の子供が行った林間学校に
おじいちゃんおばあちゃんも行った・・・というような場所なのである。

西鉄は、到津遊園地を手放すことになったけれど、とても大きなものを
この地に残してくれたと思う。

寄付金は、年額2千~3千万円代をキープし続け、お陰で、私たちは
今もこの動物園を訪れ、幸せなひと時を過ごすことができている。

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