前回ちらりと書いた旅行の行き先は、鳥取砂丘でした。
以前、仕事で入口だけ行ったことはあるものの、馬の背のてっぺんまで
歩いてったのは初めて。
この日は天気が荒れ模様だったこともあり、頂上は別世界でした。
台風並みの強風に砂が煽られ、それが雨に混じって顔にピシピシ当たります。
その痛いこと!
うっかり預け忘れて背負ったままのリュックが風に持っていかれて
じっと立ってるのもままならないほど。
傘をさしている人はひっくり返って、何の役目も果たしていません。
足元を見ると、強風で砂が吹き飛ばされ、小石や粘土質の部分が柱状になった
「砂柱」が。
想像していたサラサラの砂の上をラクダが歩いてる・・・なんて光景は
どこにもなく、ひたすら厳しく荒々しい光景です。
けれど、それがとても美しい。
厳しければ厳しいほど、自然は美しさを増すのでしょうか。
上から見下ろすと、人の足跡がまるで模様の様に点々と続いています。
・・・が、それも強風に煽られて、みるみるうちに消えていってしまいます。
その時の、砂が地面を流れていく光景の素晴らしく綺麗なこと。
ところで、今回の鳥取砂丘の画像は、2枚目の砂柱以外、すべて殿が撮影したものです。
私は何をしてたかというと、遭難しかかってました(笑)
んもう、砂に足をとられてフラフラなうえ、強風に押されて前に進もうと思っても進めず、
体が思ってもない方向にいっちゃうんですね~。
綺麗だな~と思いながら、魂が抜けかかってました。ほほほっ。
意識がボーッとしてた時の後姿↑
画像左方向に下りていきたいけど、呼び止める殿の声を遠くに聞きながら
体はフラフラと右方向へ。
北海道旅行の演習を兼ねて、大きなリュックを背負ってたのもいけなかったようです^^;
砂丘を抜けると、体は砂まみれ。
カメラも、バッグの中も、どこもかしこも砂まみれです。
福岡に帰ってからも、どこから砂が出てきて、どこから口に入るのか、
しばらくは思い出したように口の中で砂がジャリッとしてました。
また行きたいです、鳥取砂丘。
小さいと聞いていたので、正直 “もしかしたら大したことないかも・・・”
なんて思ってましたが、とんでもない!とても良いところでした。
PR
ブログ内検索
検索でたどり着かれた方で
記事が表示されていない場合は
ここにキーワードを入力してみてください
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
アーカイブ
最新コメント
[01/22 ソラ]
[01/21 のん]
[12/06 ソラ]
[12/05 Beat23]
[11/01 銀]
[07/07 くまぽん]
[07/06 徒然日暮]
最新トラックバック
リンク
CM
NINJA TOOLS