忍者ブログ
[361] [360] [358] [357] [356] [354] [353] [352] [351] [350] [349]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



さて、今回の旅の目的「妹一家と紅葉を見に行く!」と並んでもうひとつの
メインイベント。「寝台列車に乗ってみる」です。

で、初体験の感想ですが・・・。
すっっっごく良かった!!!

機関車に引っ張られ、ガタンと一揺れして出発する客車、
モーター音がせず、ゴトンゴトンと線路を走る音だけが聞こえる静寂、
真っ暗闇の水平線から天空まで広がる星空、
独りっきりの寂しさ。

何もかもが、日常では味わえない異空間でした。
こんな空間が、毎夜毎夜各地から日本列島を走り抜けているんですね。




はやぶさは、古いタイプの寝台列車なので、最近人気の豪華寝台列車とは違い、
食堂やシャワールームなどがありません。
喉乾いたらどうしよう・・・と考え出すと心配になり、たった一晩なのに
飲み物ずらり。
一晩では飲みきれませんでした。ハイ。




しかも、乗ってみると列車内に飲み物の自販機が。
アルコール類は販売されていませんが・・・。

夜は食べ物の販売がないので、持ち込んだ駅弁で。
折尾駅のかしわめし弁当




朝はサンドイッチや幕の内弁当の車内販売があったので、
サンドイッチとコーヒー。



部屋は、新幹線の座席4個分位の空間。
せまっ!
と思ったのも最初だけで、本読んだり編み物したり、
お弁当食べたり、歯磨きしたり、寝そべったり、
とにかくすべてがここで事足ります。
(テーブルの蓋を開けると、洗面台なのです。)
ずぼらな私に、ぴーーーーったり!うふっ。



揺れで眠れないかも・・・の心配をよそに、グーグー熟睡し、
日の出は見逃しました。

静岡を過ぎ、楽しみにしていた富士山を眺めに通路へ。
皆、考えていることは同じらしく、各部屋から人が出てきます。
見事に男性ばかり。
うすうす気付いてはいましたが、私の好みは男性寄りのようです。

で、富士山。




泣。
「晴れ女」ならぬ「霞(かすみ)女」っぷり、この日も健在。

そんなこんなしているうちに、あっという間に東京到着。

熊本出発の「はやぶさ」と、大分出発の「富士」は、福岡県北九州市の
門司駅で連結するので、そこからは富士・はやぶさ号。
機関車のヘッドマークも取り替えられます。
門司駅では外灯も途切れたホームの先端に機関車が停まるので、
出発の時は見られませんでした。

「先頭に見に行ってみよう!」と思いながらモタモタしている間に
切り離された機関車とっとと出発。
・・・・・・・・・・。
見逃してしもうた・・・・・。

「東京でちゃんと写真撮ってきてね」
見送ってくれた殿の声が頭の中にこだまします。

東京駅でハニワ顔のまま見送った機関車のお尻。


この時既に、画像左方向へ向かって動き出しています。。。

※トップの画像は、殿撮影。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
イイですよね?寝台車・・
長文になりました、申し訳ありません。

拝見していて乗りたくなってきましたよ!
機関車牽引だから、汽笛の後、前のほうから「ガシャ、ガシャ」言いながら徐々に自分の客車が引っ張られていく感じが大好きです。

洗面所があるから「A1」シングルデラックス?この蓋開ける瞬間「独房」っぽく感じます。
部屋は実際は拘置所に「DEPARTURES」(笑)してしまった小室哲哉の独房よりも狭いんですが
何故か落ち着きますよね、この狭さ。手を延ばせば全てが事足りる「引き篭もり」ワールドな感じ
・・・・・ワタシ結構好きですね。

ワタシは深夜全ての電気を消して、
好きな音楽聞きながらお酒を飲みつつ車窓を眺めるのが趣味です
部屋の電気つけてると反射して車窓が見えないから真っ暗です・・・・
不意にどこかの駅に停車してホームから見られても安心ですし・・・・・(笑)

サンライズ系の寝台は機関車でなく電車特急ですから、真っ暗な外の景色にパンタグラフと架線の間で出る
火花(アーク放電)がたまに見られて、一瞬外界が青紫色になる・・この一瞬がまた良いのです・・・
あまりに、趣味的な感想で申し訳ありませんけど・・・・・今度乗って体験してみてください。

で、ドリンク類、ありゃぁ?私も同じです・・・夜中に備えてたくさんの飲料類、お菓子、駅弁・・・・
全て備蓄してからワタシも乗車します・・・自販機の無い寝台特急もありますし。すぐに売り切れになったりしますから・・・。
「かしわめし」・・・ちゃんとリンク貼ってるので拝見しました
私のコレの父が大ファンのようで明日から地元デパート催事場で「駅弁大会」らしく。
今からチラシに○つけて待機してるようなハナシ聞きました・・・
しかしながら現地ほど「かしわめし」の種類が「駅弁大会」には無いんですけどね

ワタシには静岡から先東京までは新幹線で見慣れた風景ですが、
唯一地元駅を通過するときは何となく優越感に浸れます(笑)
全ての列車が止まる駅を通過できる喜び・・・・
この時間に合わせて目覚ましセットしたり(もちろん青函トンネル入る時間もココに合わせて仮眠してますwww)
・・やはり、他の方とはチョット違いますかね(笑)
その後、品川あたりで通勤電車のお客さんから羨望のまなざしで見られるのも良いものですが・・・

最後のEF66電気機関車、コレも元々貨物専用設計で、他の機関車が引退して当時新造機をつくる予定がなかったから
たまたま客車を牽引するための装備を追加して流用されたような感じの機関車です、色は客車にピッタリあってますけど。
まぁ、元々貨物用ですから高出力、ゆえにロビーカーを増結する余裕が生まれたというわけです・・・・
スペインでも同型「レンフェS251電気機関車」って言うのがライセンス生産されるなど名機といえる機関車ですが
客車牽引専用設計でないのがワタシにはチョット悲しい・・・・。
コレにしても老朽化著しいので将来は、今貨物を引いてる「桃太郎」とかが襲名するのかなぁ・・・


今回、寝台が好印象だったのでしたら、是非「カシオペア」か「トワイライトエキスプレス」に・・・・
青函トンネル経験するだけでしたら「北斗星」なら割とと空いています・・・・・・全て食堂車付なのも旅情感アップ!

で、今回途中までは「はやぶさ」とか単体のヘッドマークつけていましたか?
あの二つの列車が一緒の「/」みたいなヘッドマークはカッコ悪いですねぇ?
くまぽん 2008/11/08(Sat) 編集
長文、大歓迎です(^^)
>くまぽんさん

そうそう!そうなんですよねー!
ことごとく頷きながら読みました。

客車が徐々に引っ張られていく感じ、あれは寝台だからこそですね。
初めて乗車しましたが独特で、駅に停車するたび、出発が楽しみでした。

シングルデラックスの引き篭もりワールドも、
妙に落ち着きますね~。
狭いだけでなく機能的にできてるあの空間、とっても良いです。

深夜の車窓も、とーーーっても良かったです。
そうそう、部屋を真っ暗にすると外が綺麗に見えるんですよね。
人工的な灯りがもんのすごく眩しくて、列車の中から見ると
外灯ってクラクラするほど明るいですね。
私は、寝っ転がって見てました(^^)

電車特急の寝台も、別の楽しみがあるんですね。
強い稲光みたいな感じでしょうか?
それもまた良さそうです!

そうそう、時々聞こえる汽笛の音なんかも外せないですね。
今、定時に帰るとはやぶさが通り過ぎるのを見ることができるのですが、
汽笛ポイントらしく、必ずポーッと鳴らして通り過ぎるんです。
だけど、外で聞くのと車内で聞くのはまた違う感じですね。

ドリンク類、一緒です?ふふっ。
到着まで缶詰と思うと心配で(笑)
そっか、自販機があっても売り切れるんですね。
そこまでは思い至りませんでした。
そしたらやっぱり次回からもこの状態です(笑)

お父様がかしわめしの大ファンですか。
折尾駅では珍しく今でも立ち売りの売り子さんがホームで
この駅弁を売っています。
今は窓を開けて買うことができないので、停車中に購入するのもなかなか
難しいのですが・・・。
HPには掲載されていませんでしたが、最近の人気は同じく東筑軒の
「大名道中駕籠」というお弁当です。
2段重ねで、1段はかしわめし、もう1段はおかずが入っている
豪華版です。
http://www.jrkyushu.co.jp/ekiben/kitakyu_fukuoka.jsp
(↑このページの4番に写真があります。)
できることなら、お父様に持って行って差し上げたい位です(笑)

静岡から東京まで見慣れた風景ですかー。羨ましい限りです。
あの辺り、景色が綺麗ですね。
駿河湾や相模湾が見えて、富士山が見えて、お茶畑が広がって…。
当初は名古屋で降りる予定だったのですが、台風で運休になって
良かったーと思いました。
あのまま運行されていたら良い所を見ずに降りるところでした。

それにしても、良い場所が地元ですね~。
通過に目覚まし合わせるんですね(^^)
他の人と違うのかどうかは分かりませんが、随所に表れる
独特の視点は好きですね~。
そうそう。途中通勤客が増えて、中をのぞかれるんですよね。
外の景色を見るのにずーーーっとカーテン全開にしてたので、
おじ様にじーっと覗かれてるのに気付いて慌ててカーテン閉めました。
この1晩は、一応女子の部屋ですから(笑)

写ってる機関車、もとは貨物用なんですね。へーっ。
そっかそっか、パワーがないとロビーカーなんていう
言うなれば余分なものは連結できないですよね。
なるほど。

いや~、寝台車好印象どころではなかったです!(笑)
その後、新幹線に乗って「全然違う…」と改めて思ってしまいました。
やっぱりカシオペアとトワイライトエキスプレスはお勧めなんですね。
とりあえず…。今発売されている、北斗星に乗車できる「いい夫婦パス」が
かなりお得なので、これを使いたいな~と思ってます(^^)

ヘッドマーク…。
帰って画像確認したらヘッドマーク写ってるのがないんですよ。。。
何だかチラッとしか見てないような…。
一体何をしてたのやら…(T_T)
だけど、あの2つの列車が一緒のヘッドマークより
断然!単体のヘッドマークの方が格好良いですよね。
今回シングルデラックスに乗ったのも、ヘッドマークの入った
タオルが欲しかったからなのでした。ふふふっ。

ソラ 2008/11/09(Sun) 編集
「大名道中駕籠」・・・
拝見してビックリ・・・・・
昔金沢駅で食べた「利家御膳」と箱の構造が同じじゃないですか?

http://travel.biglobe.ne.jp/ekiben/bentou/BIGBT0146.html

実は、結構こういう箱とかの業者さんは全国に
同じ形態を売り歩いていたりしますから・・・
全国300藩分の駅弁が出来るのかしら・・・(笑)

ワタシもヘッドマーク入りタオルいくつか持っていますが
来年から、実際に走ってる列車が殆どない
タオルになっちゃうのが残念です。
「北斗星」はパスで是非乗ってください
鄙びた感じがお好きならカシオペアよりも全然
イイ感じですから・・・・グランシャリオとかいう
食堂車も予約するディナーコースは高いし
どうせチンするだけみたいなメニューだし
夜11:00過ぎるとパブタイムで
安いお酒と、チーズぐらいで粘れますから・・・ね。
くまぽん 2008/11/09(Sun) 編集
あらっ!
>くまぽんさん

ホントだ!同じですねー。
折尾駅の2駅隣、黒崎駅は長崎街道の宿場町で、
当時の松並木も残ったりしているのですが、
最近になって観光地・宿場町としての整備を徐々に行っています。
それで登場したのか、大名道中駕籠はかしわめしシリーズの中では
新しいものなんですよ~。

ヘッドマーク入りのタオル、使えずにそのままとってます(笑)
はやぶさも来年の春には…といった状況なので、
そうなると「さくら、はやぶさ、富士」マーク入りの
今回貰ったタオルも手に入らなくなりますね。。。
あの列車はぜひとも運行を続行していただきたいです。
予算さえあれば、何度でもすぐにでもまた乗りたいですねー。

しかし、マイルを貯めれば飛行機だと東京まで無料。
しかも日帰り可能。
余程じゃないと寝台に乗る人もいないんですかねぇ…。
ソラ 2008/11/10(Mon) 編集
ブログ内検索

検索でたどり着かれた方で
記事が表示されていない場合は
ここにキーワードを入力してみてください
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
[01/22 ソラ]
[01/21 のん]
[12/06 ソラ]
[12/05 Beat23]
[11/01 銀]
[07/07 くまぽん]
[07/06 徒然日暮]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ソラ
HP:
性別:
女性
自己紹介:
HPで旅行記を公開しています♪
CM
NINJA TOOLS
Powered by ニンジャブログ  Designed by 穂高
Copyright © ソラノウタ All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]