函館は、雨。
登る予定にしていた函館山を延期にして、
ベイエリアを歩いてみることに。
大きくして、観光客がたくさんいる門司港みたいな感じ。
赤レンガ倉庫群。
やっぱ門司港っぽい。
まあ、あっちは観光客が行く場所に赤レンガの建物はあまりなく、
はずれた場所で普通に使用されていますが・・・。
たぶん、殿撮影。
夕食を仕入れて、路面電車でホテルに戻ります。
今回、駅前にホテル取ったけど、ベイエリアの方が
お店が多くて楽しそう。
殿撮影。
で、夕食。
ホテルのお姉さんに聞いてみたものの、
事務的にあんまり惹かれないお店を紹介されてしまったので、
函館滞在中に1度は食べようと思ってた
ラッキーピエロとはせがわストアの焼き鳥弁当に決定。
それに、はせがわストアのからあげと、お気に入りのプリン、
赤レンガのお店で仕入れたするめ(美味しかった!)、
サッポロクラシック。
ホテルに戻って2人で宴会。
ハンバーガー1個でお腹いっぱいになったので、
焼き鳥弁当は溺れそうになりながら食べました。
たれと塩両方買ってみたけど、塩の方が好きだった。
ハンバーガー、こんなに大きい。
ラッキーピエロは美味しかったヽ(^o^)丿
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朝。ホテル前に停車するエアポートライナーで、女満別空港へ。
これで当分知床とはお別れ。
いつか、流氷の季節にまたこのホテルに泊まってみたい。
それに、6月頃クルージングして、ヒグマも見てみたい。
そんなことを思いつつ、バスに揺られていると、
雲のかかった山が。
笠雲???見たことないので、よく分かんない。
殿に聞いてみようと思ったけど、気持ち良さそうに眠ってたので
起こそうかどうしようかとモンモンとしてる間に通り過ぎる。
女満別空港到着。
ここの売店はじゃがぽっくるの穴場らしい。
味噌ラーメン食べて。
デザートはアフォガード。
辛いもんと甘いもん。最高。
この飛行機で、まずは札幌丘珠空港へ飛びます。
ひっさしぶりに、敷地内を歩いて飛行機に乗りました。
テンションあがりますな。
道内を飛ぶのは初めてなので、行程上楽しみにしてた区間でもあります。
あっという間に到着。
丘珠空港ちっちゃい。
さて!
次はどんなちっちゃな飛行機に乗るのかとわくわくしてると・・・・。
たった今、乗ってきた飛行機。。。
座席番号も同じ。。。
それはそれで楽しみました。
あっという間に函館到着。
知床からJR移動だと、早朝出発で函館到着は暗くなってから。
飛行機だと半日遊ぶ時間が取れる。
今回の旅はたっぷりと日数があるのに、
あるならあるで予定をギュウギュウに詰め込むのが我が家流。
飛ばなきゃ予定がうまく組めなかったのだ。
預けてた荷物を受け取るため、ターンテーブルに行ってみるも
丘珠便の表示なし。
?????と思ってると、端っこにこんなカウンターが設置されてました。
ここが荷物受取場所。
空港からは、バスに乗って函館へ。
丁度バスが来たのでそのまま乗ってしまい、
空港の外観は撮り忘れました。
羅臼を走ってると、峠にくっきりと雲がかかってたので、
前線だとまずい・・・と、とっととウトロ側へ戻ってきました。
峠を境に天気が変わり、ピッカピカの青空だった羅臼に比べ、
ウトロはどんより。
峠を境に天気が変わるのは、よくあることらしい。
時間があるので、知床五湖へ。
夏は立ち入り禁止になってる3湖から先へ、
規制が解かれたこの時期に、ぜひ行ってみたい!
1湖到着。
さらに2湖へ進む途中で、エゾジカ発見。
こすりつけるのにちょうど良い木の具合らしく、
かなり長いことスリスリしてた。
冬毛に生え変わってるところかな。
2湖到着。
さあ!ここからだ!!!
と意気込んでたものの、この日もこの先は通行止め。。。
早朝、熊が出たんですと。
がっくりと肩を落として、ウトロ市街地へ戻ります。
道中、餌やり厳禁看板。
何気ない看板だけど、切なる願いが。
どーのこーの言うより、
知床五湖入口の売店に書かれていた
メッセージを掲載しますね。
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コードネーム 97B5:通称「ソーセージ」
知床財団のスタッフが名付けた。
まだ若い3歳の雌だった。
最初の出会いは2年前の秋。
深い森の中だった。
親別れしたばかりの1歳
豊かな大地と自然に育まれ
伸びやかに生きていた「知床の子熊」
やがて訪れる悲劇を
まだ誰も知らなかった。
彼女は翌年の夏、幌別に現れた。
ウトロの街が近い。
道路わきで、アリの巣を掘っていた。
アリはクマの好物だ。
そこへ車が何台も通りかかった。
みな目を奪われていた。
突然、誰かがソーセージを投げた。
知らせは、まもなくスタッフに届いた。
「なんて愚かなことを」
怒りがこみあげた。
すぐに駆けつけた。
遅かった。
既に姿は無かった。
それがきっかけだった。
彼女は、禁断の味に取り付かれた。
「人間のそばには食べ物がある」
そう学んでしまった。
道路に現れる度、車の列ができた。
だれかがまた、食べ物を与えたかもしれない。
もう人間など恐れてはいないようだった。
北米でも、そうだった。
キャンパーからエサが投げられた。
やがて、人間がエサになってしまった。
悲劇は繰り返された。
危険は、避けなければならない。
最後は、撃ち殺すことになる。
人間とヒグマには、ほどよい距離が必要だ。
「このままでは危険だ。」
スタッフは、ゴム弾や花火で追い払った。
何度も、何度も。
しかし、効果はなかった。
ヒグマはエサに固執する。
危険も恐れなくなる。
そして、人間の食べ物は、魅力的だった。
だからこそ教えなければならない。
「人に近づけば、恐ろしい目に遭う。」
最後の警告を選んだ。
10月末、彼女を生け捕りにした。
檻の中へ、唐辛子入りスプレーが噴射された。
「もう森からでてくるな」
悲劇を避けたかった。
祈るような思いだった。
もがく彼女と同じくらい、スタッフの胸は傷んだ。
だれもこんなことはしたくなかった。
山奥へと彼女を離した。
首に発信機を付けて。
しかし、願いは叶わなかった。
翌年の春、ついに彼女はウトロの街に現れた。
やがてゴミ箱をあさるだろう。
街角でばったり出会えば、どうなるか。
人間を恐れないクマが、何をしでかすのか。
答えを知ってからでは遅かった。
ある日の朝、彼女は小学校のそばに現れた。
藪の中でシカを食べていた。
覚悟は決まった。
スタッフ4人で包囲した。
彼女は突然逃げだした。
いつもと何か違う。
危険な臭いがしていた。
その先には学校がある。
やがて通学時間だ。
子供たちがやってくる。
車で追いかけた。
飛び降りたスタッフが、銃を構えた。
そして、血が流れた。
もんどりうって、ヒグマは転がった。
横たわる黒い体、もう動かない。
瞳は光を失った。
「なんでこんな目にあうのか・・・・」
わからぬまま命が消えた。。
1本のソーセージが、
死ななくても良い命を奪った。
苦い思い出が残された。
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射殺にかかわらなければならかった人の記事。
さらに車で走ってると、立派な角のエゾジカ発見!
そして、この日も結局バスセンター横のペレケ川。
ちょこっとだけ鮭いました。
ホテルへ戻り、すっかり冷え込んだ体を温泉で温め、夕陽観賞。
雲に隠れてた太陽が出てきました。
北海道の夕陽は、彩度が高く美しい。
夕陽色に染まる海。
翌日は、道東から道南へ一気に飛びます。
知床2日目の朝。
ウトロは曇空。
まずは、しっかりと朝ご飯。
北こぶしの朝食は、広いバイキング会場で、
あらゆるものがありました。
全部食べたいけど入らないので、
筋子、たらこ、お漬物をメインにセット。
美味しかった(^^)v
この日は、レンタカーを借り半島ドライブ。
知床半島(ウトロ側)の足は、基本的に斜里バスだけど、
オフシーズンのこの頃になるとバスの本数がぐっと減り、
とても不便。
そこでレンタカー。
レンタカーの営業所は知床半島の付け根にある
知床斜里駅が一番近く、半島内には営業所がない。
しかし、いろいろと探した結果、1ケ所だけ見つけました!
宿泊してる北こぶしが、夏季期間(5月頃~10月頃)のみ
レンタカーの取り次ぎをしていました。
北こぶしのレンタカー取次
1台のみなので、早い者勝ち。
北こぶしに宿泊していなくても、レンタル可能です。
(2009年の情報です。詳細は、ホテルへお問い合わせくださいね。)
いざ車へ乗り込み、まずは知床斜里方面は走って、音威子府川へ。
もちろん、鮭の遡上ウォッチング。
ここは、駐車スペースもあって便利。
前日は、海の中に入って鮭を釣ってる人がいたんだけど、
この日は人っ子一人見当たらない。。。
川へ下りてみると、案の定ノーシャケ。
いるのはカモメばかりなり。(ウミネコかも)
遡上と天候は関係あるのかしらね???
そのままウトロ方面へUターンし、
有名どころの、オシンコシンの滝を押さえる。
路線バスの中からも見えたけど、せっかく車借りたのでね。
さらに、ウトロを通り過ぎ、羅臼峠へ。
知床半島を、ウトロから羅臼へと横断する、夏季のみ通行できる道路です。
例年11月上旬から4月下旬までの間、冬期全面通行止めになるみたいだけど、
夏タイヤでの走行を前提としているため、凍結や降雪があれば、
全面通行止めや夜間通行規制がかかります。
北の道ナビ
北海道開発局 釧路開発建設部
早い年には、10月に通行止めが行われていることもあり、
羅臼へ行けるかどうかは天候次第。
今回も、旅行へ出発する直前にちょこちょこ通行止めになっていて、
行程上、一番心配だったところ。
結果。
無事に通れましたー。
峠を越え、羅臼側へ。
特に行きたい場所もないので、先端攻め。
ミッション終了。
羅臼からは、国後島がくっきり。
望遠かけずにこの距離。
すごく近い。
北方領土を目のあたりにすると、すごく実感するけど、
この近さ、これは紛れもなく日本の領土です。
もし日本に返還されたら、国後島へ白いヒグマ見に行きたい。
この日は波が高く、飛沫がくじらの潮吹きのように飛んでた。
日の入りも早いので、12時には既に夕方のような陽の差し方。
ずいぶん遠くに来たんだなーと、昼の短さで実感。
今回も、道の駅で昆布購入。
昆布の中でも羅臼産はお高いのでなかなか普段用には買えないけど、
さすがにここでは手頃な価格で購入できる。
自分ち用とお土産用にがっつり買いこむ。
羅臼峠方向を見ると、天気の境目が。
路面状況が悪くなると、とんでもなく遠回りしてウトロへ
戻らなくきゃならないので、早々に羅臼を退散することにする。
ウトロ到着早々、鮭の遡上を見ることができ、
大満足で港にあるポッコリした山へ登ってみることに。
最高。
登ってみる価値ありだと思います。
しかし、ここへ至るまでの道は、手すりはついているものの急な階段で、
高所が苦手な私は腰が抜けそうになりました。
余談ですが、万里の長城も急で腰ぬかしました。
ぽっこりした山から、バスセンター横を流れるペレケ側へ向かう途中、
道の駅に寄り道。
鹿肉バーガー売ってます。
しかし、私が食べたのは、こけもも&はまなすのミックスソフト。
こんな時季に寒い画像ですみません。
そしてペレケ川。
今回は、上流まで歩いてみました。
この段々が難所らしく、徐々に数が少なくなっていき、
ようやく登り終えても、ペアがおらずウロウロする鮭。
やがて力尽き、登った段々を下流へと流されていきます。
北海道の夜は早く、14時頃でもすでに夕方の太陽。
傾いた光では、ちょっと見づらかったなー。
バスが到着した時間が一番見やすかったような気がします。
結局、鮭はバスセンター横が一番多かった。
この日は、北こぶし泊。
知床にはビジネスホテルがないので、
たまにはこんな所も良いかと。
シーズンオフだったので、部屋もグレードアップしてもらえ、
広々とした部屋で、とても気持ちよく過ごすことができました。
部屋とお風呂から見えるのは、オホーツク海。
流氷の季節には、お風呂に入りながら、一面の海氷を眺めることができます。
贅沢。
ぜひ冬に来たい!
夜は、番屋祭りの会場で。
シーズンオフだからか・・・。
お客は、私たちの行動がすべてお店の人から見られてる程度の
人の入り・・・。
運営してる人たちが親切だったので、遠慮なくいただきましたけど(笑)