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■北海道
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せっかく上陸した大間。
こうなったら先端を攻めねばなるまい。

本州最北端の大間崎を目指し、バスに乗り込む。



いいね。この感じ。
旅に来た!って気がします。



到着。
まずは、やっぱまぐろ。



殿撮影


グーの上に陣取ってるカモメが狙ってるのは・・・。



殿撮影


これ。
いかのポンポン焼。




これ買って、手に持ったままフラフラ歩いてると、
空からサーーーッと舞い降りて捕られてしまう。
おじ様、一人犠牲になってました。

ポンポン焼おいしかったです。
カモメが欲しがるのも無理はない ψ(`∇´)ψ

バスまで少し時間があったので、お昼を食べることに。
ぶらり歩いて見つけたお店に飛び込み、
まぐろの刺身と、味噌ラーメンを注文。
よーーーーーやく!大間のまぐろ!


 


500円まぐろは、薄くてお値段相当でした(^^;)
だけど、とにかく「大間で大間のまぐろを食べる!」っていう
目的は果たせたので満足。

味噌ラーメンは、醤油ラーメンかと思ったほどあっさり。
所変われば味も変わりますね。
これまた旅の楽しみ。

売店で、まぐろカップやら、まぐろタオルやらをしこたま買い込み、
再びバスで港へ戻ります。




戻ると、夕陽時だったので、五稜郭タワーへ行ってみることに。

タワーを探して歩き回ってる時に、タワーを捕獲している2人を発見。
この2人がどなたなのかは存じません・・・。




何とか到着。




星形がばっちり見えます。




夕陽も綺麗。
前日の雨で空気が洗われて、見事な景色。



眼下のこっちも気になるけど・・・。




視界がクリアーなので、さらに函館山へ登ってみることに。

駅前からバスに乗り、出発!




ロープウェーが点検中とかで停止してたので、
登るにはバスが一番早い。
駅から山頂まで30分とのことだったので、座れなかったけどいっか。と、
そのまま立ってると。
息苦しいほどぎゅうぎゅうの満員バス。
その込み具合、途中からは満員通過するほど。


さらに、山を登り始めて運転手から車内アナウンスが。
「函館山は非常に渋滞するため、これから1時間以上かかると予想されます」

なぜバスに乗る前に言ってくれない・・・。

聞くと、10月からマイカー規制が解かれて、毎週この時間帯は
こういう状況らしい。
「週末は必ずこうなんですよー」
と言いだす車掌。
お二方は、事前にこうなることが分かってたワケですね。。。

もう降りることもできず、ひたすら我慢我慢。

結局、ぎゅうぎゅう状態のまま2時間弱。
ようやく到着。




同乗した人と同じ行動をとってたら、また同じ状況になってしまうので、
大急ぎで写真だけ撮って、速攻でバス停に引き返します。




何だかくたびれたので、この日も夕食はラッピで済ませることに。

前日からチラリと気配を感じてたけど、函館は我々を呼んでいない気がする・・・。
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翌日。
函館からフェリーに乗って、青森県大間へ。

タイトルを北海道旅行としてるのは間違ってる気もするけど、
このままいっちゃいます。
 


前日までの雨はすっかり上がり、快晴!!!
大間日和♪

大間までは、「ばあゆ」で。
一度廃止が決まったものの、要望で運航期間が延期されてるらしい。

 


ただいま、通信教育受けてるので学割で乗船。
今のうちに学割使っとかないと。ふふふっ。
 


パン投げるとカモメが空中キャッチしてた。
皆知ってるらしく、おばさま方がワラワラと甲板でパン投げて
楽しげに笑ってました。
 



大間に到着。

今回、津軽海峡を渡ったのは、ここで超まぐろ祭りがあってるから。

地元なら安かろう!
お腹一杯食べられるだろう!!!
と期待大!!!!!!

会場までは、港から徒歩で10分程。
 


鯉のぼりならぬ、まぐろのぼり。

 


メインイベントはマグロの解体ショー。

んー、困った。
うちの近所のなんちゃってデパートでも解体ショーはたまにあってる・・・。

ここで解体したものをお刺身で食べたかったけど、
どうやらブロックで持ち帰るよう。
まだまだ旅の続く旅行者にはちと厳しい。。。
 

殿撮影。


お刺身は諦め、マグロのモツを煮込んだお汁をいただく。
いわゆる中身汁ですな。
 


カマ焼き美味しそう。
行列できてたので指加えながら見ただけ。
 


結局、会場で食べたのは中身汁と、おばあちゃんが作ったおまんじゅう。
おまんじゅう、素朴な手作りの味で、すっごい美味しかった!!!!!
 


 


函館は、雨。
登る予定にしていた函館山を延期にして、
ベイエリアを歩いてみることに。




大きくして、観光客がたくさんいる門司港みたいな感じ。





赤レンガ倉庫群。
やっぱ門司港っぽい。
まあ、あっちは観光客が行く場所に赤レンガの建物はあまりなく、
はずれた場所で普通に使用されていますが・・・。




たぶん、殿撮影。


夕食を仕入れて、路面電車でホテルに戻ります。

今回、駅前にホテル取ったけど、ベイエリアの方が
お店が多くて楽しそう。




殿撮影。


で、夕食。
ホテルのお姉さんに聞いてみたものの、
事務的にあんまり惹かれないお店を紹介されてしまったので、
函館滞在中に1度は食べようと思ってた
ラッキーピエロとはせがわストアの焼き鳥弁当に決定。

それに、はせがわストアのからあげと、お気に入りのプリン、
赤レンガのお店で仕入れたするめ(美味しかった!)、
サッポロクラシック。
ホテルに戻って2人で宴会。

ハンバーガー1個でお腹いっぱいになったので、
焼き鳥弁当は溺れそうになりながら食べました。
たれと塩両方買ってみたけど、塩の方が好きだった。




ハンバーガー、こんなに大きい。
ラッキーピエロは美味しかったヽ(^o^)丿





朝。ホテル前に停車するエアポートライナーで、女満別空港へ。
これで当分知床とはお別れ。
いつか、流氷の季節にまたこのホテルに泊まってみたい。
それに、6月頃クルージングして、ヒグマも見てみたい。

そんなことを思いつつ、バスに揺られていると、
雲のかかった山が。
笠雲???見たことないので、よく分かんない。




殿に聞いてみようと思ったけど、気持ち良さそうに眠ってたので
起こそうかどうしようかとモンモンとしてる間に通り過ぎる。

女満別空港到着。
ここの売店はじゃがぽっくるの穴場らしい。




味噌ラーメン食べて。
デザートはアフォガード。
辛いもんと甘いもん。最高。

 


この飛行機で、まずは札幌丘珠空港へ飛びます。
ひっさしぶりに、敷地内を歩いて飛行機に乗りました。
テンションあがりますな。
道内を飛ぶのは初めてなので、行程上楽しみにしてた区間でもあります。





あっという間に到着。
丘珠空港ちっちゃい。




さて!
次はどんなちっちゃな飛行機に乗るのかとわくわくしてると・・・・。

たった今、乗ってきた飛行機。。。
座席番号も同じ。。。





それはそれで楽しみました。





あっという間に函館到着。
知床からJR移動だと、早朝出発で函館到着は暗くなってから。
飛行機だと半日遊ぶ時間が取れる。

今回の旅はたっぷりと日数があるのに、
あるならあるで予定をギュウギュウに詰め込むのが我が家流。
飛ばなきゃ予定がうまく組めなかったのだ。





預けてた荷物を受け取るため、ターンテーブルに行ってみるも
丘珠便の表示なし。

?????と思ってると、端っこにこんなカウンターが設置されてました。
ここが荷物受取場所。





空港からは、バスに乗って函館へ。
丁度バスが来たのでそのまま乗ってしまい、
空港の外観は撮り忘れました。




羅臼を走ってると、峠にくっきりと雲がかかってたので、
前線だとまずい・・・と、とっととウトロ側へ戻ってきました。

峠を境に天気が変わり、ピッカピカの青空だった羅臼に比べ、
ウトロはどんより。
峠を境に天気が変わるのは、よくあることらしい。

時間があるので、知床五湖へ。
夏は立ち入り禁止になってる3湖から先へ、
規制が解かれたこの時期に、ぜひ行ってみたい!

1湖到着。




さらに2湖へ進む途中で、エゾジカ発見。
こすりつけるのにちょうど良い木の具合らしく、
かなり長いことスリスリしてた。
冬毛に生え変わってるところかな。




2湖到着。




さあ!ここからだ!!!
と意気込んでたものの、この日もこの先は通行止め。。。
早朝、熊が出たんですと。

がっくりと肩を落として、ウトロ市街地へ戻ります。

道中、餌やり厳禁看板。
何気ない看板だけど、切なる願いが。



どーのこーの言うより、
知床五湖入口の売店に書かれていた
メッセージを掲載しますね。

-----

コードネーム 97B5:通称「ソーセージ」

知床財団のスタッフが名付けた。
まだ若い3歳の雌だった。
最初の出会いは2年前の秋。
深い森の中だった。
親別れしたばかりの1歳
豊かな大地と自然に育まれ
伸びやかに生きていた「知床の子熊」
やがて訪れる悲劇を
まだ誰も知らなかった。

彼女は翌年の夏、幌別に現れた。
ウトロの街が近い。
道路わきで、アリの巣を掘っていた。
アリはクマの好物だ。
そこへ車が何台も通りかかった。
みな目を奪われていた。
突然、誰かがソーセージを投げた。

知らせは、まもなくスタッフに届いた。
「なんて愚かなことを」
怒りがこみあげた。
すぐに駆けつけた。
遅かった。
既に姿は無かった。
 
それがきっかけだった。
彼女は、禁断の味に取り付かれた。
「人間のそばには食べ物がある」
そう学んでしまった。
道路に現れる度、車の列ができた。
だれかがまた、食べ物を与えたかもしれない。 
もう人間など恐れてはいないようだった。
 
北米でも、そうだった。
キャンパーからエサが投げられた。
やがて、人間がエサになってしまった。
悲劇は繰り返された。
危険は、避けなければならない。
最後は、撃ち殺すことになる。
人間とヒグマには、ほどよい距離が必要だ。
 
「このままでは危険だ。」
スタッフは、ゴム弾や花火で追い払った。
何度も、何度も。
しかし、効果はなかった。
ヒグマはエサに固執する。
危険も恐れなくなる。
そして、人間の食べ物は、魅力的だった。
 
だからこそ教えなければならない。
「人に近づけば、恐ろしい目に遭う。」
最後の警告を選んだ。

10月末、彼女を生け捕りにした。
檻の中へ、唐辛子入りスプレーが噴射された。
「もう森からでてくるな」
悲劇を避けたかった。
祈るような思いだった。
もがく彼女と同じくらい、スタッフの胸は傷んだ。
だれもこんなことはしたくなかった。
山奥へと彼女を離した。 
首に発信機を付けて。

しかし、願いは叶わなかった。
翌年の春、ついに彼女はウトロの街に現れた。
やがてゴミ箱をあさるだろう。
街角でばったり出会えば、どうなるか。
人間を恐れないクマが、何をしでかすのか。
答えを知ってからでは遅かった。

ある日の朝、彼女は小学校のそばに現れた。
藪の中でシカを食べていた。

覚悟は決まった。
スタッフ4人で包囲した。 

彼女は突然逃げだした。
いつもと何か違う。
危険な臭いがしていた。

その先には学校がある。 
やがて通学時間だ。
子供たちがやってくる。
車で追いかけた。
飛び降りたスタッフが、銃を構えた。
そして、血が流れた。

もんどりうって、ヒグマは転がった。
横たわる黒い体、もう動かない。
瞳は光を失った。

「なんでこんな目にあうのか・・・・」
わからぬまま命が消えた。。

1本のソーセージが、
死ななくても良い命を奪った。
苦い思い出が残された。

              知床五湖入口のメッセージより

-----
 

射殺にかかわらなければならかった人の記事。





さらに車で走ってると、立派な角のエゾジカ発見!


そして、この日も結局バスセンター横のペレケ川。





ちょこっとだけ鮭いました。





ホテルへ戻り、すっかり冷え込んだ体を温泉で温め、夕陽観賞。





雲に隠れてた太陽が出てきました。
北海道の夕陽は、彩度が高く美しい。





夕陽色に染まる海。




翌日は、道東から道南へ一気に飛びます。
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